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「映画」の趣味を持つ男三人がコミュニティーサイトで意気投合。
高崎で集合し、映画の旅に出発だ!
「映画好き男3人がゆく」

高崎は映画文化を大切にし、市民も映画好きが多い。市民手づくりの「高崎映画祭」も毎年、三月末から四月まで行われています。
そんな「映画のまち高崎」の西口側で集合し、駅前の大通りを市役所方向に歩いて行くと、郵便局手前左手に老舗「豊田屋旅館」が見えてきた。

雰囲気ある客室

伝統を現在に伝える館内

◆豊田屋旅館

陶豆屋写真「近代的な建物が目立つまちなみの中、瓦ぶきの屋根や漆喰の壁、木材でできた玄関などが異彩を放っているなぁ」 平成15年(2003年)に国の登録有形文化財に指定されて、同年高崎市都市景観賞を受賞。
群馬交響楽団をモデルにした映画「ここに泉あり」で、撮影に訪れた岸恵子、岡田英二、小林圭樹らが宿泊し、旅館前は見物客でにぎわったそうです。高崎映画祭で受賞した出演者や監督も、ここに泊まっているとか。

約130年前の1879年(明治17年)に現在地から100メートル程はなれた場所にて創業。商人や観光客、高崎第15連隊の兵士に面会する家族の宿として栄えたそうです。昭和59年(1984年)の高崎駅開業で宿泊客がさらに増えました。
平成13年(2001年)に高崎駅前土地区画整理事業の規則に触れてしまい、解体の危機に襲われました。しかし、残したいという市民の保存運動により、曳き家技術で道路から後退させる事で保存可能となりました。
昭和29年(1954年)公開の映画「ここに泉あり」のロケで約2ヶ月間使用され、岡田英次、岸恵子、加東大介、小林桂樹らの宿舎にされました。
小林桂樹は豊田屋旅館経営者の親戚にあたるそうです。
昭和60年(1985年)、司馬遼太郎が突然たずね「戦前、伝令将校として訪れた記憶があるので中を見せてほしい」と頼んだという。中を見て「間違いない、この部屋だ」と満足そうに帰っていったそうです。森光子も滞在したことがあるらしい。
現在、1階では会席料理が味わえ(予約制)、 音楽祭など、地元の人たちに様々な形で使用され、愛され続けています。
「昔ながらの建物を、地域の人が親しみをもって保存しつづけているとは素晴らしいな」「映画好きとして、このような建物はずっと残っていてほしいな」

あらまちの信号を右に曲がって歩いて行くと左側にオシャレな雰囲気が漂うミニシアターシネマテークたかさきが見えてきます。「ここは俺に説明させてくれ」と、昔の洋画専門・40?歳映画オタク(独身)。
映画情報も満載

シネマテーク館内
糀屋外観写真

◆シネマテークたかさき

 

昭和62年から「高崎映画祭」が始まったんだけど、この映画祭は衝撃的だったなぁ。  どこでもやっているような映画じゃなくて、本当はおもしろい映画なのに多くの映画に埋もれて、なかなか見せる機会がない作品があるんだよ。そういう映画ほど、なんだか味があったりして。映画マニアとして色々な映画を知っておきたいしなぁ。  
俺は高崎映画祭で上映される映画が好きで、そういう映画を気軽に見ることができないかなぁとずっと思っていたんだ…。  そしたら、同じこと考えてる人がいっぱいいたみたいで、市民や企業からバックアップが得られて、平成12年に「シネマテーク」ここが設立されたんだ。中心商店街の映画館が次々と閉館されて、この辺じゃ映画が見られなくて悲しかった時期だったし、映画ファンのみんなと大喜びしたんだ。  

スタッフは2スクリーンにしたかったらしいけど、設立当初は資金が足りなくてできなかったみたいだ。でも、平成19年12月に念願の2スクリーンができあがった。このお陰で前より映画がたくさん上映されるようになった。俺の周りでどんどん映画好きが広がっていくよ。  
シネマテークといったら立ち上げから先人を切ってきた元総支配人の茂木正男さんの存在なくしては語れないな。20年11月15日に亡くなられたが、今こうして映画祭などが地方都市で存続しているのは茂木さんの人柄によるところも大きいと思う。映画祭運営委員会の根岸良司さんは「ひたむきな気持ちが大勢のスタッフを動かしてきた。映画の世界を突き抜け、高崎に大きな足跡を残した」と語っていたなぁ。  

群馬は撮影環境が整っているから、多くの映画で群馬県のいたる所が使われているんだ。

注意して映画を見ていると、「ここ知ってる!」ってところがあるかもしれないぞ。

群馬の撮影をサポートしているのが主に高崎フィルム・コミッション、前橋フィルムコミッション、わたらせフィルムコミッション、嬬恋村フィルムコミッション。  
高崎市役所内での撮影もあった「半落ち」、前橋を中心に撮影した「クライマーズハイ」、高崎・前橋オールロケーションの「山田かまち」などなどなどなど…群馬で撮影された作品は数え切れない。高崎でオールロケーションした「包帯クラブ」の堤幸彦監督は「生活の中に撮影が溶け込む大きなセットのようなまち」(高崎市広報)と褒めている。  
「映画で自分たちのまちを見ると、群馬は伝統あるまちなみから近代的なまちなみまで様々な場所・雰囲気があるが、改めてどこも味わい深い良い場所だと気付くよ」。

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